知っておくべきフローリング掃除のポイントとは?簡単に床を綺麗に掃除する方法をご紹介

ほとんどの住宅に使用されているフローリングですが、綺麗にお掃除できていますか?綺麗に掃除ができていると思いきや、意外と汚れている場合が大半です。基本的なフローリングの掃除方法で、綺麗で清潔なフローリングにするコツを、詳しく解説していきます。
Contents
毎日の掃除はフロアーモップで綺麗に
フローリングは、こまめに掃除することで綺麗を保つことができます。しかし、毎日手厚い掃除をすることは難しく、なかなかできないことです。まずは、乾いたフロアーモップやワイパーを使ってホコリを毎日取り除く習慣をつけましょう。
床の掃除は掃除機をかけて綺麗にするイメージがあると思いますが、フローリングに掃除機をかけるとホコリが舞い上がってしまい逆に汚れてしまいます。最適な掃除方法は、ホコリが舞い上がっていない朝にフロアーモップやワイパーを使って汚れを取り除くことが効果的な掃除となります。
フロアーモップやワイパーを使った掃除方法は、頭を左右に振りながら奥から手前に行う方法です。自分の方へホコリを集めるように後退して行い、最後に掃除機で集めたホコリを吸い取りましょう。細かい部分にはモップを使い、広い面にはワイパーを使うと掃除しやすいです。
フロアーモップでは取れない汚れの掃除方法
フロアーモップやワイパーでお掃除をしていると、部分的に取り除くことができない汚れがあります。この場合は、スポンジと水拭きをして汚れを取り除いて掃除機をかけて綺麗にしましょう。
まず、中性洗剤と水を同量で割ったものをスポンジに含ませ汚れを落としていきます。汚れが落ちたら綺麗な水で水拭きを行います。その後、フローリング全体に掃除機をかけて綺麗にしましょう。
また、フロアーの溝に汚れが入ってしまうと、フロアーモップやワイパーだけでは汚れを取り除くことができません。この場合も、掃除機をかけて溝の中の汚れを取り除くようにしましょう。
3週間に1度行うべきフローリングのお掃除方法
3週間に1度は全体的に念入りなフローリングの掃除をしましょう。フローリングのスペシャルな掃除とは、フローリング全体の水拭きを行う掃除です。
まず、フロアーモップやワイパーを使って、フローリング全体の汚れを大まかに取り除きます。その後、フローリング全体に掃除機をかけて取り除くことができる汚れを全て取り除きます。最後に中性洗剤と水を同量で割ったものを雑巾に含ませ、フローリングがベタついている部分を綺麗に拭きます。その後、からぶきをすることで完成です。これで、フローリング全体が綺麗になり、ベタベタしないフローリングになります。
カビの落とし方
フローリングにカビが付着している場合、放置したままだと建物や住人に対して健康被害の影響を与えてしまいます。カビを見つけたらすぐに取り除き、清潔なフローリングにしましょう。生えたばかりの小さいカビの場合、水拭きか中性洗剤を含めた雑巾で綺麗にすることができます。
頑固なカビの場合は、無水エタノールを使って綺麗に落とすことができます。最初に雑巾を使ってカビの表面を出来るだけ取り除きます。その後、80%に希釈した無水エタノールをカビにスプレーして馴染ませます。無水エタノールがカビにしっかりと馴染んだら、雑巾でしっかりと拭き取りましょう。フローリングの溝にカビが生えている場合は、つまようじや歯ブラシを使ってこすって取り除きましょう。無水エタノールはフローリングの色落ちとしてしまう場合があるので、目立たないところで試してから行うようにしましょう。
無水エタノールを使ってもカビが落ちない場合は、フローリングの中までカビが浸食している証拠となります。この場合は、フローリングを張り替えるしか方法がありません。
生卵をフローリングに落としてしまった場合の効果的お掃除方法
フローリングに生卵を落としてしまうと、綺麗に取り除くことができず、ベタベタしてしまい不快な床になってしまいます。この場合、卵の性質を把握して掃除をすることで綺麗に取り除くことができます。
フローリングに落ちてしまった生卵の全体に塩をまぶすことで綺麗に取り除くことができます。その理由は、塩には卵のタンパク質と水を分離させる性質があるからです。塩を振りかけることにより卵の粘りがなくなり、固まるので綺麗に取り除きやすくなります。塩を盛るようにかけて、10分ほど放置します。10分ほどで生卵が固まるので簡単に取り除くことができます。仕上げに拭き掃除することで、生卵臭さも取り除くことができます。
フローリング掃除に便利なアイテム
フローリングの掃除は、フロアーモップやワイパーがとても便利です。特にフロアワイパーにはドライのものとウェットのものがありますので、汚れの用途により使い分けて綺麗に掃除することができます。ドライタイプは、ホコリや髪の毛のような乾いた汚れもしっかりキャッチすることができ、ウエットタイプは軽い汚れも綺麗にすることができます。
また、油汚れのような頑固な汚れには、台所用の中性洗剤が役に立ちます。薄めて雑巾に含ませて拭くことで、汚れを綺麗に取り除くことができます。この場合、仕上げにからぶきが必要となりますが、2度拭きが面倒な場合はアルカリ電解水を使うことで2度拭きせずにフローリング掃除ができます。アルカリ電解水は100円ショップにもありますので、手軽に手に入れることができます。
フローリングを綺麗に保つなら半年に1回のワックスがけがおすすめ
フローリングの綺麗をキープするためには、定期的なワックスがけが大事です。ワックスがけを行うことによりフローリングの上に薄い樹脂の膜が張るので傷や汚れから守ることができます。フローリングを長い間綺麗に使うためには、半年に1回の頻度でワックスがけをおこないましょう。
フローリングのワックスがけは、天気が良く湿度の低い日がベストです。その理由は、ワックスが乾きやすい環境だからです。逆に天気が悪く湿度が高い日にワックスをかけてしまうと、いつまでもワックスが乾かず、フローリングの上を歩くことができなくなってしまうのでおすすめできません。ワックスがけは半日以上の時間がかかりますので、午前中から行うことをおすすめします。
ワックスがけは、それほど難しくはありません。靴下を必ず履いてフローリングをしっかり掃除し、綺麗な状態の上にワックスを塗ることが大事となります。ゴミが残っているとワックスと一緒にゴミもコーティングしてしまいますので、ゴミを極力取り除きましょう。ワックスは部屋の奥から手前に後退する様に塗っていきます。2度塗りとなるので、1回目が乾いたら2回目を塗布します。2度塗りをすることでワックスの仕上がりが綺麗になり、ワックスの持ちも良くなります。ワックスが乾くまでは歩行ができません。
フローリングを汚さないためのポイント
フローリングを汚さないポイントは、汚れたらすぐに綺麗にすることです。食べ物や飲み物をこぼした場合は、すぐに取り除いて綺麗を保ちましょう。中でも、フローリングに大きな影響を与える漂白剤などの特殊洗剤や除光液などのシンナー系、化粧品などはフローリングを変色させてしまいますので取り扱いに注意しましょう。
また、裸足でフローリングの上を歩くことで、皮脂が付いてしまい汚してしまいます。フローリングの上は、裸足では歩かないようにしましょう。どうしても裸足で歩きたい場合は、歩く範囲にカーペットを敷くなどフローリングを保護すると良いでしょう。キッチンも油汚れの影響を受けてしまうので、カーペットを敷くことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フローリングのお掃除は、簡単な掃除を毎日心がけることで汚れにくいフローリングとすることができます。フロアーモップやワイパーは手の届くところに置くようにし、毎日掃除するように心がけましょう。汚れを常に取り除くことで、綺麗なフローリングを保つことができます。綺麗を心がけていつまでも清潔なフローリングで快適な毎日を過ごしましょう。
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