ソーホースを使ったDIYアイディア ソーホース自体のDIY方法もご紹介

ソーホースは、テーブルや棚を作るのに便利なDIYアイテムです。
本来は木工職人が木を切る際に使っていた道具ですが、見た目がおしゃれなことや使い勝手が良いことから、DIYでも広く活用されています。
そこでこの記事では、ソーホースをDIYで作る方法とソーホースを使ったDIYアイディアをご紹介します。
Contents
ソーホースとは?
ソーホースとは、木を切る際に使う台です。
和訳をすると「のこぎり馬」という意味で、ソーホースの足が4本あり、馬にも見えることからそう呼ばれています。
本来の使い方は、ソーホースとソーホースの間に板を置いてカット、というのが一般的です。
職人が現場で使うための道具ですが、ソーホースの利便性の高さと見た目の良さは、多くのDIY好きの目にとまりました。
今では、DIYで大型家具を作るのに便利なアイテムとして人気が出ています。
素材は木だけではない!
「ソーホース」で調べると、木でできたタイプがほとんどです。
しかし中には、アイアンでできたものやプラスチック製などもあります。
DIYとして扱いやすいのは木製タイプですが、インテリアのテイストや使用用途によってソーホースの素材を選択してみましょう。
「ソーホースブラケット」でソーホース自体もDIY可能
ソーホースは既製品として販売されています。
しかし足の長さが好みでなかったりサイズが大きすぎたり小さかったりする場合、ソーホース自体のDIYがおすすめです。
「ソーホースブラケット」と呼ばれる金具が販売されており、それに合った木をはめ込むことで、ソーホースをDIYできます。
ソーホースDIYのやり方
ソーホースブラケットを使ったソーホースDIYのやり方について、ご紹介します。
難しいことはありませんが、図解入りで解説するので、DIY初心者の方でもすぐ挑戦できますよ。
ソーホースブラケットにはめる木材をカット
まずはソーホースブラケットにはめる木材を4本、カットしましょう。
この木材の長さが、足の長さになります。
しかしソーホースは足を斜めにして使うため、足の長さ=床からの高さに直結はしません。
理想の高さがあって、それを少しでもずらしたくない!という方は、長めに切って次工程で調整をしましょう。
ブラケットにはめる
切った木材をブラケットにはめます。少し力がいるため、注意が必要です。
はまったらビスを止める前に、床において理想の高さをはかります。
ソーホースの足を開いて、理想の高さにするには何センチカットが必要なのか計算してみてください。
ちなみにソーホースの上には、天板を支える板の高さと天板の厚みがくることを忘れずに。
足は斜めのままが良い
ソーホースの足は斜めに開くため、床に接触する部分の木材も斜めです。
斜めだと安定感がないのでは?と思うかも知れませんが、4本足が四方に広がり全体を支えているため、危険性は少ないです。
どうしても平らにしたい方は、木材底と床の隙間の角度をはかり、同じ角度で木材底をカットすれば、床に接地します。
しかし切り口がガタガタになったり、どこか1本でも角度がずれたりすればガタガタと揺れてしまうので、カットは慎重に行いましょう。
木板を挟んで完成
木材を取り付けたら、ブラケットのはさみ部分に木板を入れて1組完成です。
テーブルにするのであれば上にもう1組作って、天板をのせます。
ハンガーラックや看板を作るのであれば、1組だけでOKです。
木材の色を好みで塗ったりステンシルをしたりして、オリジナリティを出してみましょう。
ソーホースがあれば何でもできる!DIYできるもの
ソーホースで作れるものにはどんなものがあるのか、ソーホースを活用したDIYアイディアをご紹介します。
机
ソーホースを2組用意して、上に天板を取り付ければテーブルになります。
天板はビスで打ち付けると安定しますが、打ち付けずに折りたたみ式としてアウトドアで使うのも良いアイディアです。
棚
ソーホース1組の足部分に細い板やパイプをはしご状に取り付け、足の間を通すように板を渡せば階段状の棚になります。防腐・防虫処理をしてガーデニングで活用するのも良いですね。
ベンチ
ソーホースの足部分を短くして天板を置けば、ベンチになります。
ただしソーホースのブラケットには耐荷重があるため、注意をしてください。
看板
ソーホース1組を作り、足と足の間に木の板を吊せば看板の完成です。
カフェや店舗はもちろん、インテリアや玄関前のウェルカムボードとして活用するのもおしゃれです。
ハンガーラック
ソーホースに天板を取り付けず板を挟んだだけで終わらせれば、ハンガーラックとしても活用できます。ただしサイズが大きくクローゼットに入れるといっぱいになるため、部屋や玄関で見せる収納として活用するのがおすすめ。
ブランコ
足の長いソーホースを1組作り、上からブランコを吊り下げて子供用遊具やガーデニングアイテムを作る方法もあります。ただし木の劣化などでブランコがはずれケガをする危険性もあるため、メンテナンスはこまめにしましょう。
柵
板を挟んだ状態のソーホースをいくつか並べて、駐車場などで使う柵とすることもできます。挟んだ板部分にお好みで文字を入れれば、他の家にはない少しおしゃれなバリケードとなりますよ。
まとめ
ソーホースの活用方法は豊富にあり、簡単に作れるものばかりです。初心者の方もチャレンジしやすいため、ぜひ、大物インテリアをDIYする場合はソーホースを活用してみてください。
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