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ウッドデッキが簡単にできる裏技DIY 既製品はどんどん活用しよう

DIY 住まい情報 この記事は約 6 分で読めます。

ウッドデッキがあれば、おうち時間がもっと楽しくなります。
しかしウッドデッキ設置には何十万円もかかる場合が多く、決して安い買い物ではありません。

費用を抑えたい方は、ウッドデッキをDIYで作ってみませんか?

簡単な作業ではないように思えますが、あるアイテムを使えばDIY初心者でも半日で完成させられます。

今回はウッドデッキの簡単なDIY方法について、ご紹介します。

ウッドデッキをプロに依頼した場合の費用相場

ウッドデッキをプロに依頼した場合の費用は、使用する材料や大きさによって変わります。

15~30万円が目安と考えておきましょう。

二畳分くらいの小さなウッドデッキであれば、オプションをつけても30万円前後でおさまるケースが多いです。
広さが10平米以上あったりリッチな印象のウッドデッキの場合は、50~70万円かかることもあります。

ウッドデッキDIYの基本のやり方

ウッドデッキの材料は基本は木材のみ、組み立ても複雑ではありません。
しかし、決して安くはない買い物です。

そのため、「自分で作れたら良いのに」と思う方も少なくないでしょう。

ウッドデッキはDIYでも作成可能です。
基本は、束石の上に束柱を置き、その上に四角くはられた根太、根太の上に床板をはれば完成です。

柱の上に四角い板を乗せる、と考えると簡単そうに思えますよね。
しかし木材は見た目よりも重く、加工をするのも一苦労。
さらに板の厚みを考慮し、ミリ単位での組み合わせが必要です。

DIYでウッドデッキを1から組み立てるのはできないことではありませんが、時間と手間がかかります。

ウッドデッキをもっと簡単にDIYする裏技

ウッドデッキを安価で揃えたいけど、大がかりなDIYは手間だし自信もないという方は、もっと簡単な方法を用いてみましょう。

おすすめは、市販の縁台を活用するやり方です。

詳しい内容をご説明します。

市販の縁台の組み立て

ウッドデッキは、既製品がホームセンターやインターネットで販売されています。
価格は1万円前後、サイズは90センチ角程度で高さは25cm程度と規格が決まっていますが、簡単なウッドデッキDIYにこれを利用しない手はありません。

組み立てが必要ではあるものの、床板部分と根太部分はすでに組まれています。そのため必要なのは足部分とフェンスの取り付け、ウッドデッキ同士をジョイントさせる工程のみ。

面倒な作業部分が省略されるため、1から木材を組み立てるより格段に早く完成します。

色塗り

既製品のウッドデッキの色が好みでない場合、塗り替えをしましょう。

ほとんどの既製品ウッドデッキが、防腐·防水塗料が塗られています。
そのため、天板の裏側など見えないところは塗り替えをしなくても問題ありません。

床をならして水平にする

市販品を使用しても1からDIYをしても、床を水平にする作業が必要です。
コンクリートであればそのままでも良いですが、床が土の場合、ならして平らにしましょう。

必要であれば、土を足すのも忘れずに。
土の種類は何でもかまいませんが、安価で済ませたいのであれば、黒土がおすすめです。ホームセンターで20リットル400円程度で購入できます。

束石を置く

束石をウッドデッキの柱が来る部分に置きます。
束石があることで、ウッドデッキの柱部分が土に直接触れなくなり、微生物や虫による傷みを防げます。また、高さの調整もこの束石のサイズで行います。

穴を掘って、束石を突き固めましょう。束石と土の隙間にモルタルを敷くと、より強固になります。
置いた束石が水平になっているか、すべての束石に水平器を置いてから固定してください。

ウッドデッキを外壁にぴったりくっつけたい場合、サッシの水切りの真下あたりに高さを設定すると見た目も機能性も良いです。

ウッドデッキを置く

束石が水平になっていたら、その上にウッドデッキを置きます。ウッドデッキを置いてみたら束石と足の位置が微妙にずれている、ということがよくあります。

ずれていれば、足の位置まで束石を移動させ、再び水平器で平らになっているかを確認しましょう。
モルタルで固めてしまっている場合は移動ができないため、束石の置き位置は慎重にならなくてはいけません。

束石が羽子板ありの場合、足をビスで固定します。

完成

これで完成です。
作業時間はウッドデッキ2つ、180センチ分であれば1時間半程度で終わります。床がコンクリートの場合は、もっと早いかもしれません。

既製品を使わない簡単DIY方法

既製品を使わないで、もっと安価に簡単にDIYでウッドデッキを作る方法もあります。

束石と足を置いたら、その上にコンパネを置きましょう。
コンパネとは、合板の一種です。
厚さは12mmがほとんどで、頑丈な一枚板と考えてください。
束石の上に大きなコンパネを乗せてウッドパネルを敷き詰めれば、簡単にウッドデッキが完成します。

横からの見た目が気になる方は、幕板を打ち付ければOKです。

通常よりも多めに束石と足を設置することで、一枚板のコンパネがたわんだり割れたりするのを防げます。

既製品のウッドデッキを使用するよりも価格が抑えられるため、費用をかけずにウッドデッキを作りたい方は、この方法を活用してみてください。

DIYとプロに依頼した場合の差

DIYでていねいに作ったウッドデッキは、プロに依頼したのと遜色ありません。

色をシャビーシックや古木調に塗り替えることで、チープな印象も消えます。さらに椅子やテーブルを置いたり、まわりを草木で彩ったりすれば、安価で作ったとは思えないウッドデッキになるでしょう。

ただしプロに頼んだ場合、木材がもっと太く頑丈なものを選べたり、大きさも自由が効きます。
また、DIYのウッドデッキは安全面が保証されていません。
既製品のウッドデッキにも耐荷重は示されていますが、経年劣化した場合までは計測できていないケースが多いです。
コンパネでウッドデッキを作った場合、広さや束石の量によって耐荷重も変わってきます。

不安な方は、多少費用がかかってもプロに依頼をした方が無難です。

まとめ

ウッドデッキのDIYには、いちから作る方法と既製品を使う方法、コンパネを使う方法があります。
自分たちで作ったウッドデッキは、愛着もひとしお。安全面での保証はないものの、価格の安さから色を塗り替えたりといった変更はしやすいです。
ウッドデッキを費用をかけずに手に入れたい方は、ぜひ、試してみてください。

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