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DIYのペンキ基本テクニック キレイに塗るコツと加工の方法

DIY 住まい情報 この記事は約 6 分で読めます。

DIYにおけるペンキ塗りの作業は、仕上がりを左右する重要なポイントです。
形がいびつでも、ていねいに塗れば上等な仕上がりに見えます。一方で塗り方がまだらだったり雑だったりすると、残念な出来映えに見えてしまうことも……。

作ったDIY作品をより良いものにするためにも、ペンキの塗り方やテクニックについて学んでみましょう。

DIYで使うペンキの種類

ニス、ミルクペイント、アクリル塗料……DIYでよく見かけるペンキには、いろいろな種類があります。
しかし「ペンキ」とは厳密にはオイルペイントのことであり、上記のどれにもあてはまりません。ペンキことオイルペイントは植物性油脂をベースにした塗料のことで、現在はDIYで使われることはほとんどないでしょう。
現代における「ペンキ」とは、ハケやローラーで使用する塗料全般を指す場合が多いです。(この記事でも、ペンキ=DIYで使う塗料全般として解説します。)
さて、そんなDIYで使うペンキには、油性塗料と水性塗料の2種類があります。

油性塗料

油性塗料とは、「揮発性有機溶剤」を使用した塗料です。シンナー特有の強いにおいがあるものの、密着性がよく耐候性・耐久性も高いのが特徴です。おもに摩耗の激しい屋外品のDIYで使用します。
また仕上がりはつやが出て、美しいのも油性塗料のメリットのひとつ。乾燥が早いため、手早く大部分を塗る大規模な塗装に適しています。

水性塗料

水性塗料は、水を使用した塗料です。においも少なく扱いやすいのが魅力です。油性塗料に比べると密着性が少なく耐久力も低いですが、人体への有害性も少なく、手や体についても水で洗えば簡単に落ちます。

屋内品のDIYで使用する場合、水性塗料の方がおすすめです。
また、現代の水性塗料は屋外塗料としても使える製品が増えています。油性に比べて大きく耐久性に劣る、ということもないため、人体への影響、環境やにおいが気になる方は水性塗料を使用しても良いでしょう。

ペンキで塗れるもの・塗れないもの

水性・油性にかかわらず、ペンキには塗る場所に適した塗料があります。ペンキのラベルに「木部用」「鉄部用」「屋内用」「屋外用」などの、使用用途として指定する場所が書かれているのが一般的です。ラベルに書かれていない場合、裏面などの製品説明の部分に「使用用途」「使用できない場所」などが記載されています。

よく確認をして、塗る場所に適したペンキを選びましょう。

ちなみに、塗れない場所として挙げられることの多いのが「プラスチック類」「金属類」です。塗布不可な理由がつるつると滑って塗料が馴染みにくい、というのであれば、シーラーやプライマーといった密着材を塗布することで解決できます。
ただしペンキの種類によっては、対象と混ざると有害物質を発生することから注意喚起をしているケースもあるため、安易に使用指示を破るのは危険です。

ペンキの上手な塗り方

DIYの仕上がりを左右するのが、ペンキの塗り方です。
ペンキがキレイに塗れていると、まるで既製品のような仕上がりに。逆にムラや塗り残しがあると、「いかにもDIY」なチープな仕上がりに見えてしまう可能性もあります。

ペンキを上手に塗るためのコツについて、見てみましょう。

①まずは養生

養生をしておくとペンキの飛びやはみ出しがなくなります。
はみ出したところをそのままにして上からペンキを塗ると、その部分だけムラができてしまいます。
ムラ防止のためにも養生はしっかりしておきましょう。
小物類といった小さなものを塗る場合は、ペンキをはみだしたくない部分にマスキングテープで養生を、壁といった大きなものを塗る場合、マスキングテープ+養生シートを貼りましょう。
テープを貼る作業を省きたい場合は「マスカー」というテープ付き養生シートが便利です。
また、マスキングテープを貼る部分がでこぼこしている場合、隙間からペンキが入ってしまいます。充分に養生ができているとはいえなくなるため、細かい隙間にはコーキング材を、荒い隙間には紙粘土などを入れてでこぼこを埋めておくと、仕上がりがキレイです。

②下地処理

表面の木目がでこぼこ浮いていたり、ヤニ(樹脂)が染み出ていたりすると、ペンキがキレイに塗れません。表面にヤスリがけをしてでこぼこを無くしたり、ヤニを削り落としたりして、滑らかにしましょう。

③塗る量・濃さを決める

ペンキの塗る量は多すぎず少なすぎず、ちょうど良い量を目指します。具体的には、ハケにつける1回の量は、ハケの半分くらいまでペンキに浸しペンキが滴らない程度です。

また、ペンキの濃さにも要注意。濃すぎると感じるペンキは、少しずつ水を加えて薄めましょう。

④塗る順番を守る

ペンキをキレイに見せるのに重要な部分が、塗る順番です。
まずはハケを塗る面に対して、垂直に保ちます。
ペンキを木目に対して横一面にさっと広げ全体を塗ったら、次は縦にペンキをのばしてください。最後にもう1度横一面。

このように横・縦・横の順番で塗るとキレイに仕上がります。
ペンキの塗りスジが消えるよう、ペンキの量や力加減を調節しましょう。

⑤しっかり乾かす

ペンキがしっかり乾くまで、触れるのはNGです。ビニール袋の上などに置いて乾かす場合、風でビニールがはためきペンキに触れてしまなわないように注意してください。
触れてもペンキが指につかず、ベトベトした感覚がなければ塗装作業は完了です。

DIYで使えるペンキ塗装のテクニック

DIYではさまざまな色のペンキを混ぜて、単色塗りでは表現できない味わいのある効果を出すこともできます。
代表的な塗装のテクニックについて、ご紹介します。

サビ加工

サビ加工はブルックリン風インテリア、カントリーインテリアなどヴィンテージ風を演出するのにぴったりのテクニックです。
おもにアルミやアイアン素材といった、実際にサビが発生しやすいものに使用します。

【やり方】
1. 塗装を終えた素材に、スポンジを使って茶と黒のペンキをポンポンとまだらにのせる
2. のせる部分は縁部分や角部分など、実際にサビが発生しやすい場所
3. 黒と茶色をぼかせば完成

シャビー加工

シャビー加工は、木目のペンキが経年変化で剥げたように見せるテクニックです。
アンティーク風の印象を作り出せます。

【やり方】
1. 茶色系の木材カラーのペンキを塗る
2. 乾いたら、上から好みの色のペンキを塗る
3. 上に塗ったペンキが乾いたら、角や表面をヤスリで削って下の木材カラーを露出する

クラック加工

クラック加工とは、表面のペンキがひび割れたような加工方法です。
こちらも経年劣化を思わせ、優しい雰囲気を表現できます。
クラック加工はクラック塗料を下地と表地の間に塗るだけでOK。クラック塗料は100均でも購入できます。

【やり方】
1. 下地の木材カラーのペンキを塗る
2. 木材カラーが乾いたら、クラック塗料を上から満遍なく塗る。このとき、薄すぎず濃すぎずを心がける
3. クラック塗料がしっかり乾いたら、上からペンキを塗る。一度塗りでないと表面にキレイなクラックが出ないため注意。
4. 時間経過で上のペンキが割れてくる。乾いたら完成

まとめ

多少いびつな仕上がりのDIYも、ペンキの塗り方がキレイだったりテクニックを駆使していたりすると、上等な仕上がりに見えます。
ペンキ塗りは大変ですが、ていねいにやればそれだけ満足のいく出来になるはず。
ぜひ、基本の塗り方やテクニックを覚えて、DIY作品を美しく仕上げましょう。

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