100均材料だけでできるDIY おしゃれなアンティーク風小物入れ

おしゃれなアンティークボックスは既製品で購入すると、決して安くありません。
しかしDIYで自作すれば、材料費のみで済みます。
そこでインテリアにぴったりでおしゃれなアンティークボックスを、100均材料だけでDIYしてみました。
材料や作業工程、アンティーク風に見える塗装のコツや組み立ての注意点について、ご紹介します。
Contents
100均材料だけで作れるアンティークな小物入れ
部屋のこまごまとしたものが増えて、置き場所に困ってしまう……そんなときは、ひとまとめにできる小物入れがあると便利です。
小物入れのサイズやデザインはさまざまですが、おしゃれでインテリアの一部になるようなタイプなら、部屋に出しておくこともできます。
しかしおしゃれな小物入れを既製品で買おうと思うと、それなりに値段が張るもの。
そこで今回は、100均材料だけで作れるアンティークな小物入れをご紹介します。
材料
アンティーク小物入れで使うのは、次の材料です。
● 100均のボックス:2個
● 角棒(450×10×21mm):3本
● 丸棒(450×15mm):1本
画像では角棒が4本うつっていますが、3本で足ります。
100均のボックスは木のタイプなら何でもOKです。
今回はすべてダイソーで揃えましたが、セリアやその他の100均にも似たようなアイテムが揃っています。
お好みのタイプを選んでください。
また、このほかに釘や塗料が必要です。
とくに釘は打ち付けた際に貫通しないように、長さに注意が必要です。
今回は、角棒を木箱にくっつけるため「角棒の厚み+3~4mm程度(木箱の厚み)の長さの釘」を選びました。
その結果、25mmの長さの釘を見つけたのでそちらを使用しています。
作り方
アンティークな小物入れ作りは、電動工具類は必要なく糸のこがあれば充分です。
女性や子供でも簡単に作れるため、雨の日のちょっとした工作遊びや学校の自由研究などにもぴったりです。
①まずは木をカット
まずは角棒(450×10×21mm)を半分にカットします。
カットした角棒は、持ち手部分を支える柱として使います。
続いて、丸棒をカットです。
丸棒は持ち手部分になります。
木製ボックスの外枠と同じ長さで、カットしましょう。
カット作業はこれで終了です。
②やすりがけ
カットした木材は、毛羽立ちやささくれが目立ちます。
そのままにしておくと見栄えが悪いだけでなく、うっかり触れてかすり傷や刺し傷ができることもあるため、やすりをかけて整えておきましょう。
③色塗り
つづいて色塗りの工程です。
色はお好みの色でかまいません。
今回は、木材と同じくダイソーの水性ペイントを使いました。
ダイソーの水性ペイントは、塗りすぎると木目を潰してしまい、チープな印象が強く出てしまいます。
少し水で薄めてから使用すると、木目も生きて色が美しく入りやすいです。
ニスを使用してもかまいませんが、100均のニスは色の種類が少ないのが難点です。
アンティーク感が出る赤茶系に仕上げたい方は、水性ペイントか100均以外のニスを使用すると良いでしょう。
色を塗れたら、しっかり乾かします。
④組み立て
塗料が乾いたら、次は組み立てです。
いきなり釘を刺さず、まずはボンドで固定しておくと作業がしやすくなります。
ボックス同士を縦でくっつけたら、カットしていない角材をボックスの底、両側につけましょう。
カットした木材は、ボックスのつなぎ目部分横にそれぞれ立ててボンド付けをします。
ボンドが乾いたら、釘を打っていきます。
持ち手部分の半分にカットした木材は、両方のボックスに釘がささるように2か所に並列で釘打ちをしましょう。
さらに、持ち手部分にあたる両方の角材の間に、丸棒を釘で固定。
これでアンティーク風のおしゃれな小物入れが完成です。
アンティーク小物入れの活用方法
アンティークの小物入れは、雑多な小物類をひとまとめにする収納ボックスとしても良いですし、テレビ脇にリモコン置きとしてセットしてもおしゃれです。
その他にも、グリーンを入れてインテリアの一部とするのもおすすめ。
テーブルやキッチンの調味料入れにしたり、防腐・防水塗装にしてガーデニングアイテムにしてもサマになります。
デザインが素朴なため、どこに置いてもしっくりくるでしょう。
アンティーク塗装のコツ
アンティーク風に見せるためには、塗料の塗り方にコツがあります。
そのひとつが、わざと塗り残しを出すことです。
塗り残しは経年変化による塗装剥げのように見えるため、アンティーク塗装には欠かせないテクニックです。
塗り残しをする場所は、対象の端・角がベスト。
うまく塗り残しができない場合、全部塗ったあとにやすりで削ってしまう方法でもかまいません。
また、色ムラも同じように、角に残すと自然な仕上がりになります。
細い筆で塗るときれいなグラデーションも作りやすくなり、見栄えもよいです。
釘打ちの注意点
今回のように厚みがないアイテムに釘やビス打ちをする場合、釘・ビスの長さにはとくに注意が必要です。
釘部分が突き抜けないように、全体の厚み以下の長さであることをよく確認しておきましょう。
また、刺す位置にも要注意。
なるべく釘を刺す方に奥行きのある部分を選ぶと、釘が飛び出しにくくなります。
どうしても釘が飛び出てしまいそうな時は、釘を斜めに打って飛び出さないように調整する、という方法もありますが、テクニックが必要です。
短い釘・ビスはあまり見かけませんが、こういった厚みのないアイテムをDIYする時に、あると便利です。
今後もDIYを続ける人は、見つけたら購入しておきましょう。
まとめ
アンティーク小物入れは、とても簡単に作れます。
作業工程も少なく仕上がりもきれいになるため、DIY初心者のかたにもおすすめです。
ぜひ、100均材料を上手に組み合わせて、おしゃれなDIYを楽しんでみてください。
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