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ついに来た、花粉症の季節。早めの対策を!

暮らし情報 この記事は約 5 分で読めます。

花粉症の人にはつらい季節がやってきました。

 

花粉は2月上旬から3月上旬に多く飛散するスギや、3月上旬から4月上旬まで飛散するヒノキに注目されがちですが、それらのピークが過ぎてもイネ科、ブタクサ属、ヨモギ属、カナムグラなどの花粉が飛散しますから、年中しっかりと予防することが望まれます。

 

この記事では、花粉症のメカニズムや花粉症の対処方法について紹介します。

 

花粉症のメカニズムとは

花粉症の症状といえば、鼻水、鼻詰まり、くしゃみといった3大症状の他に目のかゆみもあります。

まずは花粉症のメカニズムについて紹介します。

 

花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギなどの花粉に対する免疫反応によって、鼻水や鼻詰まりといった症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎などと呼ばれています。

 

花粉症のメカニズムは、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着することで、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞と結合します。

 

その後、再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出され、鼻水などのアレルギー反応が起きるようになります。

 

花粉症が出やすい時間帯

ある製薬会社が調査した結果、花粉の症状がもっとも辛く感じる時間帯は「起床時」ということです。朝の起きがけに、鼻水やくしゃみといった鼻炎症状が出ることを「モーニングアタック」と呼んでいて、朝の目覚めの時間から既に酷い症状に悩んでいる人も多くいます。

 

モーニングアタックの原因として、寝ているときに床の上に落ちた花粉やハウスダストなどのアレルゲンを吸い込んでしまう、起床時にふとんをたたむ時にアレルゲンが空中に舞い上がる、などが挙げられています。

 

花粉症への対策

季節に関わらず1年中飛散している花粉ですから、花粉アレルギーの人にとっては少しの花粉でも鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状が出やすくなります。

 

そんな人にとっては、早めの対策をして少しでも症状を軽くさせるのが望ましいでしょう。

 

食生活の改善

アレルギーの症状を軽減させるためには、規則正しい食生活が大事です。暴飲暴食を避け、お酒やお菓子類も控えめにして、あまり身体に負担をかけないような食生活に改善します。

 

また、身体のためにお茶や野菜を多くとり、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

 

習慣を改善する

帰宅時は、玄関前で服についた花粉を払い落としてから室内に入るようにし、うがいや洗顔で花粉を洗い流します。

 

また、家の中でも花粉のシーズンはドアやサッシをしっかりと閉め、外からの花粉の侵入を防ぎます。外から入り込んだ花粉を除去するためにも、こまめな掃除を行います。

 

服装については、できるだけツルツルして凸凹がないような素材のものを選び、コートなど一番上に着るものは特に注意しましょう。

 

睡眠を十分にとり、バランスのとれた食事をとったり、適度な運動をして体調を整えます。

また、寝具については花粉のシーズンは布団を外に干さず、なるべく乾燥機を使うようにし、どうしても干したい場合には花粉の飛散が少ない午前中に行いましょう。

 

目の症状への対策

セルフケアとしては、タオルで冷やしたりメガネをかけたりします。また、点眼薬として抗アレルギー点眼薬や抗ヒスタミン点眼薬を使います。

 

抗アレルギー点眼薬の特徴は、花粉によるアレルギー反応を抑え、目のかゆみを発生しにくくします。抗アレルギー点眼薬は、花粉が飛散する1~2週間前から使用できるものがあります。

 

抗ヒスタミン点眼薬の特徴は、花粉などによるアレルギー反応を引き起こすヒスタミンの働きを抑えることで、目のかゆみを引き起こしにくくします。抗アレルギー点眼薬よりも比較的早く花粉飛散に対応することが可能です。

 

 

鼻の症状への対策

セルフケアとしてはマスクをつけることや、ツボを押すといったことで対応できます。

 

内服薬としては、第1世代抗ヒスタミン薬や第2世代抗ヒスタミン薬を使用します。第1世代抗ヒスタミン薬の特徴として、花粉飛散がピーク時のつらい症状の時期に効果的にはたらきます。

 

くしゃみや鼻水を抑えますが、眠気や口の乾きといった副作用は第2世代抗ヒスタミン薬よりも出てきやすいですから、注意が必要です。

 

第2世代抗ヒスタミン薬の特徴としては、花粉飛散が初期の症状が軽い時期でも効果があります。第1世代抗ヒスタミン薬と比べ副作用が少なく、抗アレルギー作用があります。

 

早めに治療を行う

花粉症の症状は、一度出てしまうと鼻の粘膜がどんどん敏感になって悪化してきますから、症状が酷くなる前に早めに治療しておく必要があります。

 

たとえば、花粉の飛散予測日から第2世代抗ヒスタミン薬などの経口治療薬を飲み始めることで、発症時期を遅らせることができます。また、そのことで花粉の飛散が最盛期の症状を軽減する効果も期待できます。

 

まとめ

スギやヒノキが花粉を飛散させる時期だけでなく、それ以外の時期でも花粉を飛散させる植物がありますから、花粉症の人にとっては1年中花粉に注意しなければなりません。

 

花粉症は一度症状が出てしまうと、除々に粘膜が敏感になって症状が悪化してしまうという特徴があります。

できる対策を早めにおこない、特につらいこの花粉の時期を乗り越えましょう。

 

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