戸建ての修繕費はどれくらい必要なの?定期診断がおすすめな理由をご紹介

戸建ての修繕費はどれくらい必要なの?定期診断がおすすめな理由をご紹介

戸建てには、定期的に修繕費用がかかります。修繕費は多くの費用がかかるので、あらかじめ把握しておくべき大事な費用といえます。また、戸建てには定期診断が必要と言われていますが、果たしてどのような必要性があるのでしょうか。戸建ての修繕費用と定期診断について、詳しくご紹介していきます。

戸建ての修繕費の内訳とは

戸建ては、マンションなどの共同住宅のように管理費や修繕積立金というものは一切ありません。あくまで個人所有の1つの建物ですので、家主の意向により修繕を行う流れとなります。修繕のタイミングは家主の意向となるので、把握しておくべきポイントといえば大きな修繕費用の内容です。

戸建てに発生する大きな修繕といえば、主に外壁修繕、屋根修繕、水まわり修繕の3つとなります。これらの部位は水が絡む部位なので、劣化したらすぐに修繕しないといけない部位です。どんなタイミングにどれだけの費用が掛かるのかをあらかじめ把握し、いざ必要となった時に修繕ができるようにしておきましょう。

修繕費用が多い修繕場所とは

最も修繕の割合が多いのが外壁であり、次が給湯器やトイレなどの水まわりです。これらの部位は、経年劣化により必ず発生してしまう修繕部位です。外壁が劣化してしまうと雨漏りへと発展させてしまい、トイレの劣化は床下のトラブルへと発展させてしまうこともあります。これらの部位を劣化した状態にて放置しておくと、建物に対して大きな不具合が発生してしまいます。そのため、放置せずにすぐに修繕しないといけません。

日頃から修繕費用をしっかり積み立てして、必要な際にすぐに修繕できるようにしておく事がとても大事となります。

しっかり計画を立てて修繕費を積み立てよう

しっかり計画を立てて修繕費を積み立てよう

戸建ての修繕は家主の考えで決まり、建物の工法や設備などによっても修繕費用は大きく異なります。とある企業が行った戸建て修繕にかけた費用のアンケートによると、築年数30年で500~600万円程度、築年数50年で700~800万円程度の総額がかかったというデータがあります。多くの修繕費用がかかっていることがわかり、誰もが直ぐに用意できる金額ではありません。都度部分的に修繕を行うにしても1回につき100~150万円ほどの修繕費用がかかるので、必要な時に使うことができる費用の捻出が大事となります。

しかし、多くの修繕費用が掛かるのにもかかわらず、修繕費の積み立て経験があるのは1割弱のお宅しかありません。積み立て経験のあるお宅は月16,000円程度の積み立てをしており、どのお宅でも積み立てができる金額といえます。将来必ず来る修繕のために、毎月コツコツ修繕費を積み立てて準備しておくことは非常に大事といえます。

戸建ての修繕の際に修繕費がまかなえない場合

戸建ての修繕は必要ですが、いざ行う際に費用をまかなうことができない場合があります。そんな時は、リフォームローンに目を向けてみるとよいでしょう。

リフォームローンは、文字通りリフォームを行う際にご利用できるローンです。リフォームローンは無担保型もあるので、担保なしでもご利用ができます。提出書類も少なく手続きも簡単であり、審査期間も短いメリットがあります。審査基準が低めなので、割と審査に通りやすいローンとも言われています。リフォームローンはリフォーム業者でも手続きができますので、ご利用の際は問い合わせてみると良いでしょう。

保険の加入も重要なポイント

戸建ての木造住宅は、自然災害に弱いのが難点です。近年は大きな災害が起きやすい状態となっており、自然災害に弱い木造住宅には様々な弊害が発生しているのが現状です。

そこでおすすめなのが、保険への加入です。木造住宅の場合、火災保険に加入しているお宅が多くありますが、火災保険への加入により自然災害の際に保険料で修繕を行うことができる場合があります。突風や台風、竜巻などにより建物が破損してしまった場合、火災保険での修理を受けることができます。また、雨漏りや屋根の不具合、アンテナの被害、外壁の破損など、風災にて弊害を受けたと証明できる場合は、保険にて修繕費用をまかなうことができます。

経年劣化は該当しませんが、明らかな風災での被害の場合は保険適用の可能性があります。風災補償で申請すると専門の第三者機関の鑑定会社が判断してくれ、風災で保険適用なのかの判断をしてくれます。外部の不具合の発生の場合は、1度火災保険会社に相談をして保険で費用をまかなうことができないかを問合せてみると良いでしょう。また、火災保険に加入していない場合は加入を検討し、保険適用で修繕費用をまかなえるように準備しておくことをおすすめします。

修繕費の節約は定期診断がおすすめな訳

修繕費の節約は定期診断がおすすめな訳

戸建てにはメンテナンスが必要ですが、修繕費はなるべく最小限にとどめたいのが本音ではないでしょうか。修繕費の節約は、定期診断を受けることが大きなポイントとなります。

一般的に修繕のタイミングというのは、修繕せざるを得ない状況になった場合に行うので、状態が悪化していることが多く、多額の費用がかかってしまうことが大半です。問題が発生してから場当たりに修繕するのではなく、定期診断で住宅診断を受け、ダメージの程度や修繕すべきタイムリミッドを事前に把握して対応するようにしましょう。

修繕すべきタイムリミッドを事前に知っておけば、修繕も修繕費用も最低限にすることができます。定期診断はどのお宅でも受けることができ、専門の診断企業に依頼することで診断を受けることができます。

戸建ての定期診断のタイミングと内容

戸建ての定期診断のタイミングは、2019年8月時点では説明義務化はされていません。理想のタイミングは、築15~20年程度の戸建て住宅といわれています。建物の劣化具合を、第三者である一級建築士が行う住宅診断です。調査範囲は、目視できる屋外部分や屋内部分、耐力上主要な部分、雨漏りの防止に関する部分、給排水に関する部分などです。オプションとして、床下調査や屋根裏調査、耐震診断などがあります。そのほか、業者によって外構調査や境界・超境の確認、地盤調査報告の確認などもあります。

定期診断の費用は、1回6万円程度が主流となっています。お高いと思われるかもしれませんが、高い修繕費用を抑えることもでき、適切な住宅状態を保つ事ができるのであれば、けして高い金額では無いと思います。

戸建ての定期診断は優良業者に依頼すべき

戸建ての定期診断は様々な業者にて行っていますが、優良業者に依頼すべきと言えます。その理由は、戸建ての定期診断は適正な目での判断が必要となるので、豊富な知識が必要となるからです。一級建築士による診断が大事になるので、一級建築士が立ち会ってくれる定期診断業者にお願いをしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
戸建て修繕費は絶対に必要となるので、常日頃コツコツと修繕費を貯めていくことが非常に大事となります。毎月1万円ずつでもいいので、絶対必要となる修繕費を貯める癖を付けましょう。また、住宅の定期検診は住宅に発生している不具合を適切なタイミングで把握できるので、大事になる前に最小限の修繕とすることができます。定期検診を受けて修繕費を最小限にとどめ、丈夫な建物を長い間キープしましょう。