電気、ガス、水道…ランニングコストこそ抑えたい…!水道光熱費を節約する方法

生活するうえで欠かせない電気、ガス、水道ですが、請求書を見て「あれ?こんなに使ったかな」と驚いてしまうことも。
しかし、水道光熱費は、同じ固定費の家賃などと違って、努力次第で節約することが可能です。
ひと月の節約額は小さくても、年間で換算すると「こんなに!」と驚くような大きな差になります。
Contents
電気の節約術とは
私たちの生活は、電気がなくては成り立たないといってもいいでしょう。水道光熱費のなかでも最もウエイトを占める電気の節約術を紹介しましょう。
電気節約の早道は新しい家電に買い替えること?
ものを大事にして、長く使っていくことは大切なことです。もの持ちがいい人は節約上手ともいえます。
ところが家電だけは例外です。省エネ技術が進歩して、冷蔵庫やエアコン、照明器具など10年前の製品に比べて40%も節電できる新しい機種がどんどん登場しています。
古い家電を使い続けるか、初期費用はかかるけれど、新しい家電に買い替えるか。悩ましいところですが、長い目で見ると節電効果で元が取れてしまうかもしれませんね。
家電製品の使い方を見直してみよう!
<エアコン>
熱中症にならないためにも、エアコンは必需品となっています。
エアコンが最も電気を使うのが、スイッチをオンにしたとき。そして、設定温度まで下げたり上げたりするときです。
多くの家電は、こまめに電源を切ることで節電できますが、エアコンは逆。30分くらいの外出であれば、そのままつけっぱなしの方が節電になるんです。
フィルターは、こまめに掃除することも大切。月に最低2回は掃除機でホコリを取り除きましょう。
<冷蔵庫>
冷蔵庫内の温度設定を変えていますか?
夏と冬とでは外気温が違うので、冷蔵庫内の温度設定を変えることで節電につながります。
また、冷蔵庫の放熱スペースをきちんととることも大切。
最近の冷蔵庫のほとんどは後ろ面から放熱されます。壁にピッリと付けてしまうと放熱することができずに、効率が悪くなって余分な電気を使うことになるので注意しましょう。
扉の開け閉めも極力少なくして、食品を詰め込み過ぎないことも節電につながります。
ガスの節約術とは
オール電化の家に住む方もいますが、大半の方は電気とガスの両方を使った生活をしているのではないでしょうか。
ガスは料理やお風呂で使うことが多く、少しの意識改革で大きな節電効果が期待できます。
電子レンジを大いに活用しよう!
たとえば、野菜の下ごしらえで茹でる場合、ガスで水からお湯を沸かす代わりに、電子レンジで野菜に熱を通した方がずっと節約できます。
同じようにレトルト食品を温める場合も、湯煎するよりも電子レンジで温めた方が節約になります。
電気とガスでは、電気の方が安いので、調理は積極的に電子レンジを使うようにしましょう。
高効率給湯器が節約に直結!
高効率給湯器をご存じでしょうか。商品名で言うと「エコキュート」や「エコジョーズ」などがあります。
エコキュートは電気、エコジョーズはガスによる動力で、電気とガスの両方を使ったハイブリッド式もあります。
高効率給湯器の最大の特徴は、少ないエネルギーで効率よくお湯を沸かすことができる点です。
もちろん初期費用はかかりますが、毎月のガスや電気の使用量は削減され、ガス代・電気代も節約できます。さらにCO2の排出量も削減されるため、環境にも優しいという製品です。
新築・リフォームの際に導入を考えてもよいシステムですね。
お風呂は高温足し湯で
お風呂を沸かすときがガスを最も使います。追い焚きするよりも、ぬるいお湯に高温のお湯を足した方が、ガスの節約につながります。このとき高効率給湯器であれば、さらなる節約にもなります。
水道の節約術とは
水道の節約は下水道料金にも響いてくるので、とても重要です。節水グッズを活用することで、意識しなくても簡単に節水できるので、ぜひ試してみましょう。
節水シャワーヘッドの選び方
夏場は、シャワーだけで済ませる人も多いでしょう。お風呂に比べると、使う水の量が少ないように感じますが、家族全員がシャワーを使うとなると、場合によっては浴槽に溜める水の量よりも多くなってしまうかもしれませんね。
そこでおすすめしたいのが節水シャワーヘッドです。汎用性の高いものなら、今あるシャワーヘッドと簡単に交換できます。
節水シャワーヘッドを選ぶときにチェックしたいのが「散水板」「水圧」「止水ボタン」です。散水板の目が細かく穴の数が少ないと水圧が強くなり、少しの水で洗い流すことができて節水効果があります。また、手元に止水ボタンがあれば、シャワーを流しっぱなしにすることなく節水できます。
トイレの水も節水グッズで大幅カット!
最近のトイレは、節水型が多いのですが、それでも一日に流すトイレの水は、4人家族でひとり4~5回使うとして、かなりの量を使うことになります。
流すのを「大」と「小」に分けて使うだけでも節水になります。さらに節水グッズを使えば、意識せずにトイレの水の節水ができます。
おすすめは「ウォーターセーバー」です。タンク内にあるフロートバルブに乗せるだけで約40%も節水できるすぐれもの。値段も800円前後で販売されているので一度試してみてはいかがでしょう。
また、少し大掛かりにはなりますが、トイレ自体を交換することでも節水できます。
最近では少ない水で効率よく流せる節水タイプのトイレなどもあります。特に「トイレが古くて汚れが落ちにくくなってきている」などのお悩みがあれば、汚れがつきにくく、少ない水でも流れやすいトイレに交換することで、お掃除の際に使う水も節約できて、キレイが保たれるので掃除する手間も省けて一石二鳥です。
まとめ
電気、ガス、水道は固定費として毎月支払わなければならない経費です。
しかし、節約可能な経費でもあるのです。家電の使い方の見直しや省エネ製品の買い替え、高効率給湯器の導入、節水グッズの活用など駆使してみましょう。
努力の結果は、必ず翌月の請求書の数字に表れます!水道光熱費の節約生活を楽しんでみませんか。
高効率給湯器や節水ができるトイレ・水栓などの設備が気になる方は、お気軽に水猿へご相談ください。
たくさんある設備の中からご希望に合った製品をご提案いたします。
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