基礎部分の浸水は放っておくとカビ発生の恐れあり!適切な処理方法を徹底解説

基礎部分の浸水は放っておくとカビ発生の恐れあり!適切な処理方法を徹底解説

基礎部分の浸水は、放っておくと大変危険です。直ちに対処を行い、浸水被害を改善しなければいけません。基礎部分の浸水被害に遭ってしまった場合、床下はどのような状態になってしまうのでしょうか。

そこで今回は、基礎部分の浸水で受けてしまう被害や処理方法など、いざという時に知っておきたい情報を詳しくご紹介していきます。

基礎部分の浸水とはどのようなものなのか

基礎部分の浸水というのは、建物の床下まで水が入り込んでしまう床下浸水のことをいいます。床下浸水は入り込んでしまった水さえ引いてしまえば、見た目は元の家屋に回復している状態となります。しかし、床上浸水というのは、建物の床上まで水が入り込んでしまう状態のこといい、その影響で様々な物が家の中にまで流れ込んできてしまい、状況によっては居住できなくなってしまうこともあります。

一般的な定義では、浸水深さが50cm未満の場合は床下浸水であり、50cm以上となると床上浸水となる恐れがあるといわれています。その理由は、建築基準法で床の高さは45cm以上とするという定義を根拠としたものです。

基礎部分の浸水を放置しているとどうなってしまうのか

基礎部分の浸水を放置しておくと、様々なトラブルが発生してしまいます。基礎部分に水を溜めたままにしておくと、床を支えている木構造材が腐敗し、鋼製の金物なども錆が発生してしまい、建物の強度に大きな影響が出てしまいます。さらに、床下の断熱材にも吸水してしまい、断熱効果を無くしてしまいます。

また、湿気によりカビが発生してしまい、臭いの原因となり、さらにシロアリなどの害虫が発生してしまうこともあります。基礎部分の浸水は水だけではなく泥や砂も入り込んでしまうので、感染症の原因となってしまうこともあります。そして、床下に電気配線や設備配管がある場合は、浸水したままにしておくことで火災や破裂などの危険性も高まってしまいます。

必要な対処を取らないと、このように大変なことが次々と発生してしまいます。このようなことが発生してしまうと建物も、そして住んでいる家族も不健康となってしまいます。そのような最悪な状態にならないように、すぐに適切な対処を取ることが非常に大事となります。

排水作業は直ちに行わないといけない

排水作業は直ちに行わないといけない

基礎部分は長時間、水に浸っていると上記のような被害がどんどん進行してしまいます。そのため、できるだけ早く水を掻き出すことが非常に大事となります。

基礎部分の排水は、まずは床板を外して作業しやすい環境にしてからしっかりと水を抜きます。水量を確認して、少ない場合はバケツなどを利用して水を外に出します。多い場合は排水ポンプを使うとスムーズに排水ができます。底に泥が溜まっている場合は、スコップなどを使って綺麗に掻き出します。残ってしまった泥は臭いや害虫発生の原因となってしますので、泥を掻き出した後は真水で綺麗に洗って、スポンジなどを使って水分を綺麗に拭き取りましょう。お客様でも排水することは可能ですが、自力で床下の排水が難しい場合はリフォーム業者に依頼をすることで対応してもらえます。

排水後は基礎の中を乾燥させる

基礎の中の水や泥を掻き出した後は、しっかり乾燥させないといけません。水分が残ったままだとカビなどの原因となってしまいますので、基礎の中をきちんと乾燥させることがとても重要となります。

基礎の中の乾燥方法は、扇風機や送風機などを活用すると簡単に乾燥させることができます。夏や梅雨時期などの湿気の多い時期は完全に乾燥させるまでに時間がかかり、長い場合は1時間ほどかかる場合があります。注意点としては、温風を使って乾燥しないことです。その理由は、床下には電気配管がある場合があり、電気配管に熱風を与えてしまうと火災や故障の原因となってしまう場合があるからです。

また、木構造材部分に熱が与えられることで歪みなどが発生してしまうこともありますので大変危険です。床下板を外したままで乾燥させて、ある程度乾燥したようであれば床下換気口に扇風機や送風機を設置して乾燥させると、万全な乾燥状態にさせることができます。

消毒処理によりカビや感染症を防止!

浸水した水には汚泥や下水も混ざっており、雑菌が大量に含まれているので、そのままで放置しておくとカビや害虫、感染症などの原因となってしまう場合があり大変危険です。基礎部分の浸水処理の最後の大事な工程は、消毒作業を行うことです。

基礎の消毒で一般的に使われているのが、消石灰です。消石灰とは白い粉末状で、強いアルカリ性を持っていることにより殺菌作用に優れています。消毒したい部分に粉末のまま厚み数ミリ程度になるように降りかけて散布するだけで消毒することができます。

扱う際に注意する点は、粉末状なので目や鼻から体内に入ってしまうと大変危険です。そのため、消石灰を使った消毒の際は防塵マスクやゴーグル、手袋などを必ず着用して作業を行うようにしましょう。リフォーム業者などのプロにお願いされることをおすすめします。

基礎部分の浸水トラブルには火災保険や公的支援制度が該当する場合がある

床下浸水トラブルには火災保険や公的支援制度が該当する場合がある

ほとんどのご家庭で加入している火災保険は、契約内容によっては床下浸水も保証の対象になる場合があります。また、ご加入している火災保険が水災に対応している場合は、床下浸水も保険金の対象となります。火災保険で水災の保険金がおりる場合の定義は一般的に「建物または家財それぞれの時価の30%以上の損害」、また「床下浸水または地盤面から45cmを超える浸水による損害」となっています。時価の30%の基準はわかりにくいので、各保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。

また、お住まいの地域の支援制度も該当する場合があります。公的保証は「被災者生活再建支援制度」と「災害救助法」の2つがあります。この2つは、地震や暴風、豪雨、津波、洪水、噴火などの自然災害により家が全壊や半壊した場合に支援金を受け取ることができる制度です。

基礎部分の浸水の復旧と消毒はどれくらいの費用がかかるのか

基礎部分の浸水から復旧及び消毒作業までは様々な工程があり、費用も多くかかってしまいます。水を掻き出す際に利用する水中ポンプは、一般的に1万円前後します。乾燥させる際に使用する扇風機も、1万円前後となります。消毒に使う消石灰は1500円前後で購入できますが、市町村によっては配付してくれることもありますので問い合わせしてみるといいでしょう。

基礎部分の浸水復旧の全てをリフォーム業者に依頼した場合、防カビ対策や断熱材の入れ替えも含めて20~25万円程度かかります。手間と日数がかかるので、この程度の費用がかかってしまうのは仕方がないといえます。簡単な作業とはいえない為、大切な家を守るために専門業者にお願いされることをおすすめします。

基礎部分の浸水の対応は優良業者に行ってもらわないといけない

基礎部分の浸水の処理は、訪問販売でも行っています。基礎部分の浸水のケアは正確さと知識が大事となりますので、訪問販売には絶対にお願いしないようにしましょう。正確な基礎部分の浸水のケアを行うためには、発生している状態に対して100%の対応を行うことが大事となります。訪問販売業者というのは緊急事態への知識が乏しいので、100%の対応はできません。ある程度のことしかせず、費用が掛かることばかりお客様に求めて費用ばかりを高く請求してきます。しっかり水や泥を取り除いて綺麗にすることはできませんので、絶対に頼まないようにしましょう。

もしも訪問販売に言われて不安になった場合は、地元のリフォーム業者に相談をして対応をしてもらいましょう。地元のリフォーム業者は地元に根付いた活動を行っているので、間違った処理は絶対にしません。万度な対応をしてくれますので、安心してお任せできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
基礎部分の浸水に遭ったら、早急な対応をすることが大事です。大切な家を長く保つためには、絶対に基礎部分の浸水を放置してはいけません。綺麗に処置をすることで古くから床下に発生していた湿気も取り除くことができるので、建物の寿命が長くなります。しっかりと取り除いて長く住み続けることができる健康な家に復活させましょう。