外壁張替えのメリットは?外壁の張替え工法や種類・把握しておくべきポイントを解説

外壁張替えのメリットは?外壁の張替え工法や種類・把握しておくべきポイント解説!

外壁の定期的な塗装メンテナンスを行っていても、外壁材の寿命はきてしまいます。外壁材は寿命となってしまうと素材自体がダメになってしまうので、張替えが必要となってしまいます。そこで今回は、外壁張替えのメリットにはどのようなことがあるのか、張替え工法など把握しておくと便利なポイントなど、詳しくご紹介していきます。

外壁の種類別寿命を把握しよう

外壁は定期的な塗替えなどのメンテナンスが大事ですが、行っていてもいずれは外壁の素材自体の寿命がやってきてしまいます。外壁素材に寿命があり、寿命をきちんと把握して張替えを検討することで長持する建物にすることができます。

窯業系サイディング、金属系サイディング、モルタル外壁共に定期的な外壁塗装のメンテナンスを行った場合、30年ほどの寿命といわれています。ただし、定期的な外壁塗装のメンテナンスを行っていないと外壁素材に大きな負担がかかってくるので、15年程度で寿命を迎えてしまうこともあります。

張替え工事のメリット

外壁の張り替え工事というのは、これまで使っていた外壁の仕上げ材を解体・撤去して、新しい外壁に張り替える工法です。外壁材を新しいものに変えることで得られる1番のメリットといえば、新しい外壁に守られる建物となるので外的刺激を受けにくく、安心して住み続けることができることです。

2つ目のメリットは、外壁材を全て取り外すことで下地の不具合部分のメンテナンスをすることができることです。外壁素材で建物は守られていますが、コーキングの劣化などのちょっとした隙間から雨水が侵入してしまうことがあり、外壁下地の木下地や防水紙が劣化していることがあります。それらを外壁材を撤去した際に全て点検してメンテナンスができます。

3つ目のメリットは、軽い外壁材を採用することで建物の耐震性を高めることができることです。建物というのは重いほど地震の際に動きを発生しやすく、揺れやすい建物となってしまいます。窯業サイディングやモルタル外壁を使用している場合、金属系サイディングに張り替えることで耐震性を高めることができます。そのほかのメリットとして、外壁材を変えることで外観が変わるのでイメージチェンジとすることができます。

外壁の張替えの工法種類や特徴

外壁の張替えの工法種類や特徴

外壁張替えの際の工法種類には、2つの種類があります。1つは釘打ち工法です。釘を使って外壁材を打ち付ける工法であり、外壁張替え工法の一般的な方法です。この場合、外壁を打った際の釘頭が微妙に目立ってしまうデメリットがあります。しかし、外壁張替え工法の中では1番安価に行うことができる方法です。

もう1つの工法は、金物を使って外壁を取り付ける工法です。外壁材の重なり部分に金物を使って留める方法であり、釘打ち工法と比べると釘頭が出てきません。また、金物で留め付けることで耐震性も高く、外れにくいメリットもあります。ただし、釘打ち工法と比べると高い工事費用となってしまい、施工にも時間がかかってしまいます。

外壁の選び方

張り替えの際の外壁材の選び方に1番目を向けてもらいたいのが、外壁材の重さです。上記でも記載しましたが、外壁材が重くなると耐震性が乏しくなってしまい、地震の際に揺れやすい建物となってしまいます。近年、日本では大地震も多くあり、耐震性の高い建物にすることが必要です。せっかくお金をかけて外壁のリフォームを行うのであれば、耐震性を高くするリフォームにするように考えましょう。

耐震性を考えると、金属系サイディングが1番軽くおすすめとなります。窯業系サイディングを採用したい場合は、その中でもなるべく軽い外壁材を選ぶようにしましょう。外壁材のカタログやホームページの商品紹介をチェックしてみると外壁材の1枚当たりの重さが記載されていますので、参考にすると良いでしょう。

また、外壁の色ですが、周りの家と比べて馴染む色合いにすることが大事となります。外壁材を選ぶ際にどうしてもご自分の好みで選んでしまいがちですが、いざ張ってみるとご近所の外観や風景と馴染まずに失敗となってしまう場合も少なくありません。サンプルで良いと思った外壁は、実際に外に持っていき、周りの外観と馴染むかどうかを検討するようにしましょう。

張替え工事の際の流れ

外壁張替え工事は、まずはご近所へのあいさつ回りからはじまります。外壁の張り替え工事は既存の外壁材の解体撤去からはじまるので、想像以上の騒音が発生してしまいます。しばらくの間ご迷惑をおかけしてしまうというお詫びを込めて、ご近所へあいさつ回りをしましょう。

あいさつ回りが終わったら、2m以上の高所作業となるので足場を架設しネットまたはシート養生を行います。その後、既存外壁材の解体撤去を行い、外壁下地材の不具合などを確認して必要に応じて補修を行います。下地が万全な状態となったら、新規外壁材ディンを貼り付けていきます。サイディング張りが完了したらコーキング充填を行い、外壁の隙間を無くします。

最後、外壁の全ての点検を行い、問題がないのを確認した後に仮設足場を解体撤去し、施工範囲のゴミなどのお掃除を行った後に完成となります。

相場費用はどれくらいかかるのか

相場費用はどれくらいかかるのか

外壁張替え費用は高額と思われる方もいると思います。外壁の張り替えにかかる費用には3つの種類があり、材料以外にも多くの費用がかかっています。外壁の張り替えにかかる費用の中の材料費の割合は2~4割程度であり、半分以下ということがわかります。そのほかは人件費と経費であり、材料費以外に多くの費用がかかる工事ということがわかります。

サイディングの張り替えにかかる全体費用の目安は、30坪程度の建物の場合150~250万円程度が相場となっています。窯業系サイディングの場合160~230万円ほどとなり、金属系サイディングの場合は150~220万円となります。木質系サイディングを採用する場合は、170~250万円ほどが相場となります。これは一般的な費用の目安であり、複雑な構造の建物や使う材料、無塗装板の場合は使う塗料の採用によっても大きく異なります。

張替工事の際に把握しておくべき注意点

外壁の張替工事の際は外壁材を全て取り外してしまうので、雨が当たらない時期に行わないといけません。外壁を全て取り外してしまうので、その際に雨が降ってしまうと建物内部に雨水がしみ込んでしまい、木構造材への影響や断熱材の影響が発生してしまいます。

外壁リフォームを行うタイミングとして1番頭に入れておかないといけないのが季節や時期であり、最適な時期に行わないといけません。1番適した時期は、春と秋の梅雨や台風が無い時期です。優良なリフォーム業者は適した時期にリフォームを進めてきます。リフォーム業者に相談をして、どの時期に行うのがベストなのかを検討するようにしましょう。

また、外壁の張り替えですので、想像以上の騒音が発生します。上記でも記載いたしましたが、不快な騒音でご近所にご迷惑をかけてしまう恐れがありますので、事前にご近所にご挨拶に行かれることをおすすめします。一言声を変えることで不快な音や工事車両についても目をつぶってくれますので、必ず行うべきマナーといえます。

施工業者の選び方の注意点

外壁張替えの際には、地元の外壁の張り替えに慣れているリフォーム業者にお願いすることをおすすめします。その理由は、古い外壁材をはがして下地に不具合があった場合、丁寧に修繕してくれるからです。外壁というのは見える部分にだけしか目がいきませんが、問題は外壁の中の下地にも発生している場合があります。下地に何らかの不具合が発生していた場合、その時点で綺麗に修繕しておくことで長く使い続けることができる建物にすることができます。

外壁の張り替えは訪問販売でも行っていますが、訪問販売に頼むことは絶対におすすめできません。訪問販売の業者は見た目に綺麗に完成させることばかりを考えている業者が多く、下地の不具合まで目を向けない場合もあります。下地が腐食などの不具合を残したまま新しい外壁材を張っても、下地に問題があるので建物のあらゆる部分に不具合を発生させてしまう恐れがあります。外壁の張り替えも大事ですが下地の点検もとても大事ですので、信頼できない業者には施工はお願いしないことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
外壁の張り替えは見た目を変えるという印象が大きいかもしれませんが、このように様々な部分に目を向けなくてはいけません。ポイントを把握してじっくり検討し、納得できる外壁の張替えにしましょう。